婦人科 Gynecology

更年期相談

更年期では、通常40歳代後半から50歳代前半に『のぼせ・肩こり・足腰の冷え・いらいら』など自律神経の乱れたような症状が現われ、その後女性ホルモンの分泌がなくなっていく過程で 『高脂血症』や『骨粗しょう症』などの疾患がみられるようになります。
とくに不快な初発症状は、病気としての認識が薄く、周りからも「気の病」とか「年だから仕方ない」と片付けられがちで、不調をそのまま我慢し続ける方も多いようです。

しかし女性の平均寿命84歳といわれる現代、閉経後も人生は30年以上続くことを考えると更年期はまさに人生後半戦のスタートラインといえます。更年期〜閉経〜老年期をその人らしく生き生きと過ごしていただくためにも、早い時期から適切な治療を始めてほしいと思うのです。

更年期障害の症状は多様でひとりひとり異なるため、当院では十分話し合ったうえで、漢方薬を中心にその方にあった治療を組み合わせて対応しています。
さらに、これらの症状にさまざまなストレスが影響していることも多いことから、とくにメンタルケアが大切です。どうぞお気軽にご相談ください。

pagetop